よさこいを続けてる理由


やっほい!やなぎです



こんな夜更けは考えがめぐり巡りますね



ちょっとさっきまで踊ってたもので

踊り熱が冷めないんですよね



誰得かは知らないけど

私が「踊ること」を続けてる理由なんてものを話してみます。もはや自分用のメモですね。読んでくれてる人ほんとありがとう。何者ですか?



物心ついた時から歌ったり踊ったりが好きだったみたいです。両親や親戚もそういうものが好きだったのもあるんでしょうね。エンタメを楽しむ環境があるのは大きかった。




そして小学校1年で出会いました

よさこい」です。

小学校での出会いを最初とするならば

もう20年の付き合いになります。やべ、年齢バレる。



私の通っていた小学校、運動会で全校生徒がよさこいを披露するのが伝統なんですよ。


曲は、有名な「南中ソーラン」ではなくて

地元で出来た総踊り曲でした。何故だろ。



ま〜〜〜楽しかった。



人前に出るのが好きだったし、よさこいってものが楽しい!!って最初から疑わずに楽しく毎年踊ってました。運動会=よさこい踊れる!ぐらいの認識だったかも。

6年生の時はクラスのガキ大将とセンター争いしました。あいつとはこの年に応援団長対決もやった。元気かな。


そこでです。


まぁ、高学年なんて

私みたいな能天気ばかりじゃない訳で。


「なんでこんなの踊らなきゃいけないの、ださい」

みたいな子もいるんよね。特に女子。

その考えがダサくしてるんだわ、とは言えず。


小学校の発表会みたいな場でも踊る場面がありました。よさこいとJPOPの曲。私はめちゃめちゃ楽しみで一生懸命練習しました。下手では無かったはず。楽しんでる気持ちがあれば良いし。



そこを面白く思わなかったクラスの女子数人。心無い言葉も投げられました。



「変なの」

「一生懸命やってバカみたい」

「なにあの動きwwだっさww」



悲しかったです。

当時は分かりませんでしたが

まぁいじめられてたんでしょうね。

しまいには無視されちゃいました。


下手すぎた可能性もあるけど。



全力でやったら、男子たちと大人には凄く褒められたような気がします。

女子とは余計に火花散ったけど←




当時は純粋に悲しくて悔しかった、そして疑問だった。



「こんな楽しいものを楽しめないって何でなんだろう?もったいないな」




で、だんだんイライラしてきました。



決めました。



「将来、あいつらより絶対に人生楽しんでやる。」



その「楽しむこと」の根本が

自然と「よさこい」になってたのです。

見返してやりたかった。



中学に上がってからも

小学校の後輩たちに教えに行ったり運動会に参加したり、中学校の授業とかで全力でやったりと、なんだかんだずっと踊ってました。


で、高校受験。


よさこい部がある学校に行きたい」

と申し出。私立だったので怒られたけど無事に入学。親ありがとう。



高校3年間のよさこい経験は

本当に大きかった。楽しかった。

振り作りの大変さも経験しました。




で、憧れとなる学生チームに出会う。



進学したらよさこいやる、というよりは

あのチームでよさこいやるために進学したまである。親ありがとう。まじで。



高校で大きな大会やイベントに参加して、そのチームに入る決意をして、高校卒業する年にそのチームの代表さんに直談判しに行ったのはいい思い出。



当時は大変失礼しました。ありがとうございました。ああ見えて死ぬほど緊張してました。



あのチームで過ごした2年間に勝るものなんて、中々出会えない気がします。青春オブ青春。



チームを卒業して5年ほど、社会の波にのまれてました。

よさこい、続けたかったけど無理だった。

体力も気持ちも追いつかなくて。



でも、やっぱりまだ踊りたくて

決死の思いで退職。



新しい社会人チームを作ろう。

そう思いました。





実は1回挫折したけど。




そのあとほどなくして

同じような志を持った後輩からお声がけが。



で、現在に至ります。


まだまだ小さいチームだけど

個人のポテンシャルは高いし

出来た作品は超かっこいい。

何より楽しい。大好きです。




また踊れるなんて思ってなかった。

お披露目の大会は、言わずもがな泣きました。





今は、また踊れる日々が来るのを願うばかりです。





なんでそんなによさこいが好きか、と聞かれると難しいですが、私の中の答えは




「自分の好きな世界の中で、たくさんの笑顔が見れるから」



これに尽きるかなと。



自分が踊っている時は

会場全体よりも、1人でも多くのお客様

そしてメンバーと目を合わせる意識を常に持ってます。

そのせいでよく振り間違うけど。(怒られろ)



みんな、すごくいい顔してるんですよ。



好きな曲が流れて、好きな衣装を着て

お客様が溢れる素敵な会場で大好きなメンバーと踊る1回きりの4分間。



最高以外の何者でも無いんですよ。




緊張している人をどうやってほぐそうとか

難しい顔したお客様をどうやって笑顔にさせるとか考えると、もう楽しくて楽しくて仕方ありません。



私は正直言って

全然踊りは上手くないです。

上には上がたくさんいます。精進。



でも、誰か1人を笑顔にすることが出来たなら。


それで充分なのではないかと。



あの4分間に全てを賭ける。

これはもう踊り子の使命。


楽しくて楽しくてしょうがない。


まだまだ続けたいな。



よさこい以外も踊るの好きです。

表現力と技術は磨いていかないとね。








あれ?



人生、楽しめちゃってるな?




小学生の自分。おめでとう。大丈夫。

人生めちゃくちゃ楽しめてるよ。がんばったね。あとは任せてね。



よさこいを本格的に始めて

根暗な性格がガラッと変わりました。

明るくなって面白くなって←

笑顔が通常装備になり

友達も沢山増えました。

良いことづくしです。



こんな不器用で飽き性で運動できない私が20年も好きで踊っている「よさこい」。



1回は「直接」見て欲しい。

会場じゃないと伝わらないものもあるんだ。




よさこいなんて…」



っていう風潮、まだ全然あると思う。



その考え、覆してやりたい。


その思いは20年前から変わってない。



よさこいを応援してくれてる方、踊り子の皆さん、そして運営の方々。

いつもありがとうございます。


1人じゃよさこいは出来ません。

みんなが居てこそです。



見もせずに偏見で固まっちゃってる方。


まずは見て。



色々落ち着いたら

みんな揃って会場で会いましょう。




ではまた!